フラッシュマーケティングに必要なインターフェース考

我らがスーパーエンジェルRon Conway氏のありがたいご神託によると今目指すべきトレンドは「リアルタイムデータ」「ソーシャルウェブ」「フラッシュマーケティング」の三つとのこと。なかでもフラッシュマーケティングの申し子ともいうべきGrouponは大変よいお手本ともいえます。

◎フラッシュマーケティングの導線を考える
まずインターフェースの前に導線シナリオを考えます。フラッシュマーケ(長いので以後FMに短縮)はTwitterやfacebookなどのソーシャルウェブからのトラフィックを前提に考えますが、起点となるユーザーは何らかの方法で集める必要があります。トップページは特に重要ではありません。

フォロワーの多いTwitterユーザーを個人的に捕まえておくなどの工夫はもちろんのこと、そもそもお友達が少なくてちょっと・・という方は開発の前にネットワーキングから入ることをおすすめいたします。

さて、話がずれましたが、起点があればそこからコンテンツをTwitter/facebook上に配信すればOK。コンテンツの中身がよければコンバージョン(購入など)、もしくはコンバージョンしなくともRTやlikeなどのバトンで次に伝わります。そうです。コンバージョンするまでまわすことが重要なポイントなのです。決してねずみ講ではありません。

◎インパクトのあるコンテンツ
導線の作り方が大体わかれば後は要素の作り方です。従来、God Googleがお好みだったインターフェースに「価格比較」というリスト形式のものがありました。カカクコムなどは代表格で、ユーザーはもっともお求めやすい数字を一発で見つけ出すことができました。しかし、FMのサイトは比較を許しません。その場で買うか、次の人にバトンを渡すか二者択一です。

そこで重要なのがコンテンツ。安い!という要素も勿論グッときますが、面白いというのもいいでしょう。とにかく短時間で人の心を動かすことが重要なポイントです。逆に人に不快感を与えるような情報は御法度。Tweetされた瞬間スパムと化します。

特に共同購入に限っているわけではないので、飼い犬を探している、イベントに参加する人を募集している、結婚相手を探している、などなど、目的に合わせて一発ネタ的な内容を練り込むことがFMに求められる要素といえるでしょう。

◎時間や制限数で圧迫する
導線から引き込んだユーザーに与えられている時間はそれほど多くありません。内容をみて、買うか、次にバトンを渡すか、Yes or Noという単純な選択肢しか与えてはいけないのです。

そこで重要なのが時間的な要素です。「はい、この青汁今だけ90%オフ!あと1分で終了!」このようなシチュエーションにユーザーを追い込み、選択を迫る。まるで風船爆弾ゲームのようなやり方です。

◎ファーストビューに要素をまとめる
上記で押さえたコンテンツをウィジェットやパーツとしてまとめ、ユーザーがそのページにランディングした瞬間に「えい」と喰わせることが重要です。そのためにも余計な要素はいれてはいけません。迷えばなにが重要かを伝えられなくなります。コンテンツ、メッセージ、制限(タイマーや数量など)そしてTwitterなどへの導線。視覚的に伝える為に端的に動画にしてもいいかもしれません。当然長ければ見ませんが。

ということで、かなり思い切った書き方ですが、当然サイトの分析にすぎません。本番はこれをみずから実践して(ry つづく

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