お家を買って売ったお話、経験という変えがたい価値について

30歳になった時、約7年前ですかね。私にとって3つの大きな出来事がありました。

それまでやってたフリーランスをやめて会社員になったこと、そこでたまたま今の事業のきっかけになる出会いがあったこと、それと住宅ローンを使って家を買ったこと、この3つです。

面白いもので、意を決して転職したその会社はたった1年で辞めちゃったんですけどね。入った時の言葉は今でも覚えてます。

「ここで10年は働きたいです」(笑)

会社員っていう仕事がどういうものなのか、確か数千人ぐらいいる大きな会社だったのでそういう人たちと一緒に仕事するのがどういうことなのか(実際は私のいたフロアは500人ぐらいでチームは10人ぐらいでした)全く知らなかったので良い経験ではありましたが、失望も多い時間でした。

で、会社員といえばローンが通ることで有名ですので、私もやってみようということになって、買ってみたんです。夫婦で働いてたので折半して5000万円ぐらいの大きな買い物でした。

ちょうど私が起業してる時期と被るので、約7年ほどですかね。住宅ローンってどういうものなのか、こういう買い物がどういうことなのか、事業経験と合わせていろいろ勉強になりました。

購入から数年が経過し、自分たちの事業や生活スタイルが変化する時期であることや、何よりもオリンピックがやってくることになって(買ってたのが有明地区)、ちょうどタイミングよいから売ろうという話になったのが今年の2月ぐらい。ちょっと時間はかかりましたが、10カ月ほどで無事に次の方の手に渡りました。

周辺地域は購入時よりも平均で5%ぐらい値上がりしてたんですが、ウチはそこまで上がらず、買った時と同じ値段でお譲りすることに。今はまた次の展開に向け、つかの間の仮住まいであれやこれや考えております。

たまにこの家を買うとか売るとかそういう話で、どっちがいいとか悪いとかそういう話を耳にしますが、実際にやってみて思うのは、やはり経験というのは人生にとって大切なものだなということです。

事業も一緒で、やらない内からあれはどうとかこれはどうとかあれこれ考える方もいますが「やってみなはれ」の精神に勝るものはないのかなと。

ただここで重要なのは失敗を致命傷にしないこと、これに尽きるのかもしれません。失敗は当然のことながら発生するわけですが、そこで再起不能になるようなことだけはしないようにする。

実は私、今回、家を買うにあたってひとつだけ注意したことがありました。それは自分が買える1番いいものを買う、ということです。

自分が本当にいいと思って買ったものであれば、もしそれを手放すことがあったとしても、同じ価値を感じて買ってくれる人がいるはずだ、という何の根拠もない思い込みです(笑。

でもこれ、今まで結構当たってきてるんですよね。これも経験なのかなと。

そう考えると、私は生きてる時間を経験という変えがたいものに変えて日々を過ごしているのかもしれません。

さておき、ここ数年かなり過酷なことが続きましたが、今年のお正月はおいしいお餅が食べられそうで楽しみです。

※こちらはTHE BRIDGE平野の個人ブログです。

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