ある会社のこと

Nothing is impossible : 6年ちょっと振り返る

山崎徳之さんとはじめてお会いしたのは三年前ぐらいかな。ある起業家(といっても創業数年たったベテランさんばかり)のネットワーキングに参加した時のこと。

小柄なスーツ姿の方がいて、直立不動というか、名刺の出し方もすごく丁寧だったのを記憶しています。

でも何より第一印象は「あれ?この方どこかで見たことがある」だったので、正直焦ってました。私、本当に人の顔を覚えないのです。

名刺を頂きながら、でもまだ社交場にデビューして間もない私がそんなに沢山の方を知ってるハズもなく、ライブドアにいらっしゃったことをお聞きして勘違いに気がつくわけです。

そう、私が彼を見たのはテレビです。

確か海外に社外取締役として滞在していた山崎さんが帰国、代表に就任するやいなや謝罪会見で「ああ、大変な人もいるものだな」ぐらいに思っていた人が目の前にいるわけですから混乱もします。

その後、何かと仲良くしていただいて、遊びに連れて行ってもらったり、仕事の相談をさせてもらったりするようになりました。

冒頭のブログにはそんな彼の6年間が端的に書かれています。

私は彼の「俺は起業なんかしたくなかった。生きるためだよ。わかるか」という言葉がすごく心に残っています。

私は臆病なので、あまりズケズケと人の履歴を聞いたりできません。ジャーナリストや取材者としては失格かもしれませんが、自然と付き合うことでその人となり、醸し出す香りのようなものを書くことの方が好きだったりします。

起業の現場で踊る言葉には、覚悟の無いものが多いです。

あの一言は、起業家としての彼の後姿のようでもありました。

また飲みに連れてってくださいね。

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