
ここ数日、やっぱり時期的なものもあって学生起業とかインターン系の話題を取り上げたりしてました。自分の学生時代なんてもう気がついたら15年も前です。同じ目線を持つなんて当然無理ですが、最近の大学生さんって(少なくとも取材先に限りますが)本当にしっかりとなさってるんですね。
もう自分の大学生時代が恥ずかしくって恥ずかしくって。毎回赤面です。
理論武装してる学生さん多いですね
それでしっかりなさってるのはいいんですが、イベントなどでの質問とか、ちょっとワイガヤと話してる内容がいやに大人臭いというか、資本政策だのストックオプションはどうだの、サムライはどうだのモビーダはどうだのと、結構そういう話題が聞こえてくることが多かったんです。中には何パーセント持っていくんですか?とか直接的な質問をしてる方もいました。
うん。確かに変な大人はいます。それで、私たちもいろいろな情報を出して(この辺りは非常に複雑で表に出てくる情報は少ない)いますが、やっぱり何が正しいかといわれると、「正しい答えはその人しか知り得ない」というのに尽きると思うんです。
50%以上の株を渡す起業家はダメ?
例えばある人が起業直後に50%以上の株式を普通株で投資側に渡したとしましょう。教科書通りであれば、「え?」って思うわけです。
しかし投資を受ける側がルーキーで、そもそも経営には興味がなかった。投資家側が経営陣を揃えて、事業を成功に導き、最終的にしっかりとした資本のところにエグジットした、となればどうでしょうか。ルーキーながら、大きなトラックレコードとお金を手にし、さらに自分の好きな事業を続けられます。
まあ、もちろんそういうわかりやすい例なんてほぼありませんが、やっぱりその人、その場の状況は本当に違うわけで、大切なのは沢山の情報を取り込みながら鵜呑みにしない、自分なりの仮説を立てて「実際に経験してみる」ということにあると思います。
失敗を怖がるなら起業しない方がいい
当然失敗します。それでいいと思うんですね。逆にいえば、この失敗が怖くっていろいろな情報を手にして理論武装してるんだろうなと思うのですが、失敗をせずにいきなり成功するなんていうのもまたあり得ません。(多分)。
お仕事柄、色んな人にお話聞きますが、「いやー世の中甘いですよねー。寝ててもお金入ってきて周りが馬鹿みたいですよー」って言ってたのはエロスパム業者だけです。(※あとトレーダー系もいたな)
上手くいかなかったときに「あいつが悪い」だの「この情報は嘘だった」だのと思うようなマインドセットであれば起業とかしちゃだめです。そこでの経験値を座布団に、次に進むんです。同じ失敗はダメですが、案外見えてくるモノが違ってきたりします。二回、三回目の起業で成功するっていうのはおそらくこの辺りから出てるんだろうなと。
20代の失敗は人生の「お宝」です
20代前半の学生起業家さんとお話すると夢があっていいです。25歳ぐらいの起業家の方(特にまだ上手くいってない場合)は、少しずつ焦りというか、理想と現実のギャップに苦しむようになり、30代とかになると生活がありますので、かなり現実的になります。丸くなるってやつですね。それ以上はもうちょっと失敗とか本格的に怖くてできません。私の同年代とかそれ以上でやってる人はガチの起業家です。人種とか骨格が違います。
なのでぜひ若い内は怖がらず、情報取得は大切ですが、まずはやってみて軽い失敗を経験するのをお勧めします。抗体ができて、麻疹とか大きな病気にならずに済みますので。
